CSR活動

社員と地域との絆が深まった

震災を経験して、会社はきちんと毎年利益を出しておくことが大切だということを改めて感じました。当社の社員も今回のことで、「ウチの会社は大丈夫なのだろうか?」と言葉には出さなくても不安を感じていたと思います。4月末にマルトグループの経営会議を開催し、社員に対して「マルトグループの自己資本比率は70%を超えています。たとえ3ヵ月間全部の店を閉めたとしても、皆さんの雇用を守ることはできるのです」という説明をしました。

いわき市の「医療」と「暮らし」を守ったことは当社の誇りです。地域に住み続けるしかない、地域から逃げない、地域に密着したローカルチェーンだからこそできる仕事です(いわき市35万人、11万世帯に対して、マルトカードの発行枚数は18万枚。実稼働率92%、カード会員売上が95%と高いシェアを占めている店もある)。

今回の震災はいろいろなことを教えてくれました。その中でも特に人と人の絆の大切さについては改めて考えさせられました。お客様のありがたさ、お取引先様のありがたさ、そして一番ありがたかったのは、自分たちもなんらかの震災の影響を受けながら毎日店頭に立ってくれた社員たちの頑張りです。本当にありがたいと思います。

そんな社員に囲まれて仕事ができる自分は本当に幸福者だと思います。これからも社員たちといっしょに地域のお客様の医療と生活の向上に貢献していきたいと思います。

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